今回は異性体の中でも立体異性体についてです。
立体異性体は立体的に書かないとわからない!
その名の通り立体的に書かないと正直見分けがつきません。原子の結合順序が同じなのです。。。
立体異性体の中にもさらに2つの種類があります。
それが、シス-トランス異性体(幾何異性体とも言います。)
と
鏡像異性体(光学異性体とも言います。)です。
シストランス異性体について
例えば。
CH3-CH=CH-CH3は実はシス形とトランス形の2つがあります。
シス形は原子や原子団が同じ側についているもの。
トランス形は違う側についているものです。
鏡像異性体について
立体異性体の2種類の内、もう一つを鏡像異性体と言います。(光学異性体と呼ばれることの方が耳なじみがある人が多いかもしれませんが。)
これは、簡単に言うと、立体的な構造が、「右手と左手のような関係にある」というようなことです。
鏡のようになっている。とか、線対称になっている。と言ってもよさそうですね。
例えば。
C3H6O3は光学異性体です。
最後に
この異性体は図を書かないとなかなか理解が難しいと思います。
教科書や参考書などを見ながら一度書いて理解すると良いと思います。
そうすると自分の中で整理ができて、「立体異性体のシストランス形なので…」と急に言われた時も、話しについていけると思います。
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