今回は高校受験生で、第一希望に残念ながら不合格になってしまった生徒さんです。

英語と社会が苦手

この生徒さんは英語と社会が苦手で、逆に数学理科は得意な生徒さんでした。

英語と社会の克服を早いうちからやっておこうという方針で勉強を続けてくれていました。

英語への取り組みが変わりました！

私たちが毎回英語の勉強についてアドバイスをし続け、本人の意識も少しずつ変わってきた中学２年生の後半からは英語への取り組み方が変わりました。まず単語テストは毎回しっかり覚えてきてくれるようになりました。単語は触れた回数に比例して覚えられるよと伝え、それを真面目に実行してくれていたみたいです。単語がわかると英語が読めて、英語が読めると文章の構造もだんだん理解できてくるという感じでした。

一時的には克服できました。

英語の克服が一時的にはできました。これで第一希望の高校に行けそうだ！というところまで来ました。英検準２級もさらっと合格してくれました！

英語の克服ができたから、次は他の科目に時間を割いていこうという方針になりました。もちろん英語は毎日やらないとすぐ忘れてしまう科目でもあるので、継続して英語の勉強を続けていくことは口酸っぱく伝えていました。

ただ、その伝え方が甘かったのか、塾では英語の勉強をするのですが、塾に来ていない日の英語の勉強量が減っていってしまったように感じました。

これは本人が悪いということではなく、私たちの指導の力不足だと感じています。

ここからの反省点

特に英語は普段の会話で使うわけではないので、意識的に勉強をしないと、忘れていってしまうことを痛感しました。もともとわかってはいたのですが、せっかく伸びた学力がまた戻っていってしまうのはもったいないなと思いました。受験生でもそうなることがあるので、受験学年以外の生徒さんはもっと意識的に勉強しないと維持向上しにくそうですね。私たちとしても申し訳なく思います。

その後の生徒さんの様子

第一希望ではなく第二希望の高校へ進学したその生徒さんですが、今は「この高校で学年１桁台を目指します！」と前向きに勉強に取り組んでくれています。高校に入っても引き続き塾に通ってくれています！３年後は大学受験があります。そこに向けてこの経験を活かしてコツコツ勉強していってくれればと思います！